2005/12/04 「神の言を読み伝える」 エレミヤ書 36:1〜10  (MP3)   
 エレミヤ書(--2016年現代の暗い世相と同じようだった--敗北主義者というレッテルを張られた--) 信仰(--主の言葉を聞くとは”時代によって変わるはずがない”--主が言われたことは必ずなると信じる--自分に都合がよい事だけを聞かない--)
 ディートリヒ・ボンヘッファー(--ドイツの古プロイセン合同福音主義教会(ルター派)の牧師。20世紀を代表するキリスト教神学者の一人。 第二次世界大戦中にヒトラー暗殺計画に加担し、別件で逮捕された --母宛の手紙”よき力あるものに常に静かにとりまかれ、不思議に守られ、慰められて私はこの日々をあなた方とともに生き、あなた方とともに新しい年へ入っていきます。”--婚約者にあてた手紙”魂は孤独の中にあるとき日常生活においてはほとんど気づかないような器官を発達させるもののようです。だから僕はどんな瞬間にも一人見捨てられていると感じたことはありなせん。あなたや両親前線の友人や学生達、あなた方は皆いつも僕の眼前にあります。あなた方の祈り、優しい思い、聖書の言葉、久しく過ぎ去った会話、楽曲や書物これらすべてのものがかつてないほど生き生きした現実味を帯びてくるのです。”--”ぃ対幸福とは不幸とは何でしょうか決して境遇に左右されるものではありません。それはもともと人間の内部で起こっていることによってのみ決まるのです”--)
 神に聞くとき(--どんな境遇にあっても神を見失うことが無い--) 

2005/12/11 「見よ、主なる神」 イザヤ書 40: 1〜11  (MP3)   
 第二イザヤ(--絶望の時代に希望”見よ主なる神が語る喜べ”を伝えている--)
 中村哲(--中村医師のパキスタンでの医療活動を支援する目的で結成された国際NGO(NPO)団体--ペシャワール会--アフガン難民が帰国する姿を見た”彼らは胸を張り希望に顔を輝かせて家財道具をトラックやラクダあるいはロバの背中に乗せて続々と国境を越えて帰還しました。信じられないような光景でした。夢の洋でした。たれにも指図されずたれの手も借りずに自分たちの力で故郷に帰って行ったのです。一生あの光景を忘れないでしょう。”--) 

2005/12/18 「逆転の告知」 サムエル記上 2:1〜10  (MP3)   
 聖書(--逆説の書--死からの復活が背後に活きています--死は終りではなく、始まりなのだ、という逆説を主張しています--一貫して流れている主張は、「人間の判断は、当てにならないぞ」ということです--独善的で傲慢なキリスト教もこの逆説を理解していないように思います--人間が持つ価値観の中で、不幸におとしいれられ、あるいは自分が不幸だと思わされている人に、そうではないのだよという福音を知らせること、これが神様のわざです。このことを神様は歴史の中に示されています--)
 ハンナとマリア(--当時の社会的差別の対象となった--神は差別されている人を用いて奇跡的な大きなわざをなさいます--)
 ユルゲン・モルトマ(--神学者--逆説をしっかりと受け止めています--なぜ、わたしが生きていて、あの、善良な友達が、先に死んだのだ」--イエス様も、神様によって、不条理な苦しみを与えられました。神が自分の呼びかけに答えない中でも、イエスは、なお神を呼び続けました。モルトマン博士は、「イエス様に神からの答えがなかったのなら、自分に、答えがないのは当然なのだ」と理解しました。このイエス様なら、今のわたしを理解することが出来ると感じたのです--御子の神に見捨てられたこの死には、ただ一つこの答えがあるだけです。すなわち、「死は勝利に飲まれてしまった」--私たちを苦しめている問いには、そもそも答えは存在しないことになります--ユルゲン・モルトマン「無力の力強さ」--新教出版社--)
 久世そらち(--牧師--「礼拝と音楽」127号、85頁--「神のみ業としての『受胎告知』は、この世の圧力、社会が押し付ける価値観のゆえに涙する人々への、神からの強烈なプレゼントなのだ--子がない女と、結婚前に身ごもった女と。いずれも人に蔑まれ、貶められるべき存在だった。しかし、神は彼女たちを用いてみ業を成し遂げる。わけしり顔の、秩序を重んじる、生真面目な人間たちの思いを打ち崩し、あざ笑うかのように--)
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「分類キーワード(悲しいとき)」
 

2005/12/24 「小さなラクダ」 マタイ 2:1〜12  (MP3)   
 小さなラクダ(--博士たちと宝物だけをもたされて出かけました--イエス様は大きな立派なお城の中で生まれると思っていました。しか、-飼い葉おけに眠っている赤ちゃんイエス様を見て自分がお手伝いできたことを喜びました”一番弱い姿の中に大切なものが隠されている”--)

2005/12/25 「その栄光を見た」 ヨハネ 1:1〜14  (MP3)   
  言”ことば”(--ロゴス--)
  榎本 てる子(--日本エイズ学会--エイズカウンセラー--HIV感染者が立ち上がることができた話を紹介”誰にもわからない、誰にも話せない、自分の思いをどこに持って行っていいのかわからなず暗闇の中に座っていた彼が、暗闇の中で出会ったのは自分と同じように十字架上で孤独の苦しみの中で叫ばれたイエスだったのです。彼は孤独になり始めてイエスに出会ったのです。”--)
 毎日がクリスマス(--私たちが今おかれているところ、そこでクリスマスがなければただ”昔の日、ということがあったそうな、みんなでお祝いするのだからプレゼント交換しよう”ではクリスマスが吹っ飛んでしまう。--)


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