2005/11/06 「神に信じられて」 創世記 15:1〜18a  (MP3)   
 聖徒の日(永眠者記念)
  契約(--創世記15章--日本では不信感からくる--旧約の民は信頼感からする”あなたは私と何かをするに足る人だ。血の契約とはその信頼を裏切ったら八つ裂きにされてもよいという命がけのものである。イエス様が血を流されたのもこの契約の証拠である”--引き裂かれた獣の中を神様だけが歩かれたというのは一方的な契約!福音!である--裏切られることを覚悟の上で自分から契約!イエスキリストの十字架!を結んでいる--お前たちを信じているぞ--) 
 救い(--矛盾との同居--バランスのとれた矛盾--)
 G.L.シッツアー(--米国の哲学者--「愛する人を失うとき」--妻と娘と母を交通事故で失う--三人が天国に行ってしまったからこそ見出した人生を祝う--喪失もしたが獲得もした”この両方がある”--愛した世界を失ったが恵みにより深い気付きを得た--人生の目的を明確にし、今の瞬間の不思議さを再発見することができたのである--悲しむだけ悲しんだ--神は死せるものの神ではなく生ける者の神である--死んだ人にとっても神は生ける者の神である”神との生ける関係にある”だから生きている--)

2005/11/13 「約束を守る神様」 出エジプト 6:2〜13  (MP3)   
 日本キリスト教海外医療協力会(--JOCS--保健医療に恵まれない地域における医療事情向上を支援している、国際保健医療のNGO--)
 宮崎亮”まこと”医師,宮崎安子医師(--夫妻が中心となって運営されている「新生国際医療協力基金」の活動の一環として、年に3〜4回バングラデシュへ医師や医療スタッフを派遣--バングラデシュで安子さんがジフテリアに感染したかもしれないとき、大きな力に守られていることを信じて”信仰”活動を続けた--)

2005/11/20 「これがその人だ」 マルコ 10:17〜31  (MP3)   
 一切を捨てる(--"良いこと"追及をすれば捨てることができない--私たちの常識判断と神様の判断は大きく異なる) 
 小塩隆(--お母さんが「おばあちゃんの八十のポケット」という本を出した時の話--母が敗血症にかかり死を待つばかりになった時、父と母の会話「98パーセントは死ぬそうだ。」 母「子どもは」 父「まかせなさい」 母「だれに」 父「まかせなさい」 母「だれに」 父「主に、死後の未来はまかせなさい主に」 母「どんな具合になるのでしょうか」 父「人間の私にはわからない。今まで導きたもうた主は未来をまたよきに導きたもうに違いない。信じて任せなさい。」 母「あなたが葬式してくださいますか」 父「してもいい、が、やめよう。乱れると見苦しい。」--夫というより牧師を感じました。私はその宣告を受けた一瞬から不思議に平静、湖面のごとき安らぎを得ました。)
 キーワード 捨てる 良いこと 死 常識 
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「分類キーワード(不安なとき)」

2005/11/27 「心してわたしに聞け」 イザヤ書 51:4〜11  (MP3)   
 紫色(--悔い改めを表す--)
 イザヤ第二世代(--絶望の時代を過ごした”第二イザヤ時代、心して聞けという予言をした”--)
 信仰(--いま目の前に見えていることだけで神さまの事を判断しない--必ず神様が約束された通りの事が起こると信じる--希望をもって待つことができることで今を生きることができる”今はどうあっても必ず違ってくる”--必ず完成の時が来る”今はそのプロセスの途中”--)
 正義(--これこそ正しいと信じて戦争を起こしてしまう愚かな行為を人間はする--)
 遠藤周作(-- 「生き上手死に上手」”老いの問題”--年を取らないとわからないことがある--老いはこのもう一つの世界”見えない世界”にたいして、青年時代や壮年時代には持てなかった敏感さを私に与えている。それをおそらく老いの迷いと笑う人も多いのだろうが、私としてはどうしても追い続けていきたいテーマなのである。私たち人間を包んでいる大きなもの、大きな世界、その大きな世界が我々の日常にささやきかけているかすかな声、それに耳傾けるのが老年だと思うようになっている--)
 高齢者社会(--高齢者が本当に望みをもって生き生きと生きればこの国は変わる--)
 コンスタン・ルイ神父(--キリストの誕生は新して世界、恵みの世界の到来なのです--幼子”生まれたばかりのイエスキリスト”に希望がある--もしかすると私たちはこれほどの大きな恵みの世界に生まれていながら勇気や希望や努力を惜しんで生きているのではないでしょうか--今は新しい世界なのです-喜びにあふれ、希望にあふれ正義を求め、平和を求め、勇気をもっていても一向に不思議ではないはずなのです--)


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