1999/04/11 「恐れながら、喜ぶ」 マタイ 28:1〜15  (MP3)   
探検キーワード(普通のこととはどのようなことか--学校では普通の子が切れだした--何が普通で何が普通でないか--物差しの設定次第でどのようにでも設定できる--) 復活”イエスは神によって起こされた”(--女たちは普通の葬りの準備としてイエスの墓に行った--普通のことが普通でなくなった”信仰のできごと”--現代の私たちにも起こることです--) 乙武 洋匡 (おとたけ ひろただ 「五体不満足」講談社 先天性四肢切断--障がい者という意識はなかった--障がいは不便です、でも、不幸ではありません--どんなに大金を持っていても死んでしまったら意味がない--大切なことって何だろう--人にとって役に立つことをする、自分を大事にしながら、障がい者にしか出来ないことをする--出来ることをやるしかない--バリヤフリーの運動に誘われた--自分の障がいを生かすことを考えてまだ一夜しあけていないのに--いきなり実践という場が与えられた--恐ろしいと思われるほどの力が働いているとしか思えない--宗教を信仰しているわけではない僕も神の存在を信じざるをえないほどだった--よろしくお願いしますと答えた--天が与えた絶好のチャンスを逃すわけにはいかない--新しい人生の幕開きだ--)

1999/04/18 「信じないままで」 マルコ 16:9〜18  (MP3)   
まだに実現しない教会建築(--神よりの待ったをかけられている--会堂を持つという事だけが目的になって永山教会の目指すものという大事なものが失われてきた--会堂を持っていない現状を仮の状態と思い込んでいることである--何もかもがさしあたってと臨時にことをすますという傾向があったことを告白しなければならない--不便だから、安定した気持ちで礼拝したいとか地域にその存在を示すという答えだけでは主はお許しにならないのではないだろうか--自己中心すぎる--根本的に重大な目的があった--すべてのものの祝福の元となる--散らされた教会がしっかり生きていく”集められた教会でない、集められた教会は完成の時を待てばよい”--小さなキリストとして生きる--世界の問題の共有--プロ”牧師”に任せれば信者は集まるのか--プロの手口で集められた西欧の教会を見て下さい、その大半が経済発展途上国をほしいままに搾取し、現地の宗教と文化を破壊し、戦争のための武器を製造、輸出しては死の商人の役割を果たしてきたのです--それらの国の多くの政治リーダーは敬虔なクリスチャンです--少なくとも幼児洗礼を受けている人たちです--) 本田哲郎神父(--福音とはいかなる条件も無い救いと解放の知らせです--イエスは条件を付けませんでした--仏教徒は仏教徒のまま低みに立って見直すなら福音の何たるかがわかるはずです--) 悔い改めとは視点を変えることです(--神の視点に立つ--イエスは一番低い場所とされるヨルダン川で洗礼を受けられた--低みに立てば全てが上にあるとわかる--イエスはその手本を示された--キリスト教が絶対というときそれはオウム真理教と変わる所がありません--) 普段の生き方が誰かに影響を及ぼす  高見沢順子の受洗の話(「長く生きてみて分かったこと」大和書房 夫の田川水泡のもとに長谷川町子が弟子入りしてきた--町子の両親は日曜日には教会に出席させてやって下さいと頼んだ--水泡と高見沢順子は町子と教会に行くようになった--町子の態度、振る舞い、行為が影響して後年クリスチャンとなった--) 教会員の交わり(--戦うもの同士の交わり--生き生きした教会となる--うまくやってゆこうではない--どれだけ人のために時間を使ってきたか--)

1999/04/25 「宴席に変わる」 ルカ 9:10〜17  (MP3)   
晴佐久昌英神父(「星言葉」”食べる”女子パウロ会 --世界を食べる--ハンバーガーをごくりと飲む時僕らは地球を飲み込んでいるのだ--小麦たち、牛さん、豚君、トマトちゃん、カラシ殿、にわとり様--君たちの死をけっして無駄にしない--いつか僕たちもこの身を大自然にお返しする日まで君たちから受け継いだ命を守り続けるよ--人は食べなければ生きてゆけない僕らはいったいどれだけの命を犠牲にして生きているのだろう。しかも、その犠牲が「美味しい」だなんてどうしたことだろう--世界をかみしめなさい--他者の死を前提とする今日の命--) ルカによる福音書の特徴(神の国という言葉はルカだけである) 夜の祈りは今日一日の報告である パンと魚の奇跡(あなた方が食べ物を与えなさい”あなたはどうするのですか” 五つのパンと二匹の魚がある”ないものを数えないであるものを数える” 神の国は宴席形式である”楽しいところ” 聖餐式の原点 ここに私たちはいつも招かれている) 


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