2005/09/04 「最高の隣人」 マタイ 18:21〜35  (MP3)   
 桁違いに許されている私(--なかなか人を許せない--だから礼拝がある--どうしても許せない私を許してください--)
 ヘンリ・ナウエン”Henri Jozef Machiel Nouwen”--カトリックの司祭--ハーバード大学の教授--スピリチュアリティに関する著作を数多く残した著作家、研究者--「放蕩息子の帰郷」―父の家に立ち返る物語--お父さんの立場になってみる”深い嘆きを持つ”嘆きが祈りになる--向かい入れた父の立場になりなるように召されている--嘆き、許し、は惜しみなくは私の中の父なるものを成長させる三つの道である--それらは父として家にいるという招きの三つの側面である--いまや私は弟息子や兄息子として家に帰ることに召されているのでなく、わがままな子供たちが帰れるように喜んで歓待する父として家にいることに召されている--ただじっと落ち着いて家にいるのはつらい、それは家出した子供たちを悲嘆にくれて待つことであり、彼らが帰ってきたときに許しと、新しい命を差し出すという希望を保ちつつ待つことだ--)

2005/09/11 「足し算の限界」 マタイ 19:13〜30  (MP3)   
 善悪(--善悪の判断は神にしかできない--)
 完全(--人間にはできない--)
 欲望(--果てしがない--)
  八木重吉(--物をほしい心から離れよう できるだけつかんでいる力をゆるめよう みんな放せば死ぬるような気がするが 無理に依怙地なきものをはなれ いらないものから一つずつ放してゆこう--病気するとホンに何もほしくない 妻やももこたちも愛しくてならぬ よその人も残らず幸せであってくださいと心から願われる--)
 星野富弘(--「たんぽぽ」--いつだったか君たちが空を飛んでゆくのを見たよ 風に吹かれてただ一つのものをもって旅する姿がうれしくてならなかったよ 人間だってどうしても必要なものはただ一つ 私も余分なものを捨てれば空が飛べるような気がしたよ--)

2005/09/18 「後でも先でも」 マタイ 20:1〜16  (MP3)   
 自分の歴史を、全部ビデオで振り返って見ることが出来たら(--こんな大事なときに、何をボヤッとしていたのだろうとか、こんなことがあったのか、これも気がつかなかったのかと、自分が覚えていることよりも、はるかに素晴らしく、良いことがたくさんあったはずです--)
 人間の尺度、神の尺度(--神様は人間の尺度ではなくご自分の尺度で、造られたすべての人に対して恵みをたくさん与えたい、それぞれの人の、それぞれの状況の中で、早い人は早い人なりに、遅い人は遅い人なりに、全部同じように、報いてやりたいと思っておられます。イエス様は、神様の尺度は、人の尺度とは決定的に違うのだ、ということを肝に銘じなさいと言っているのです--思うようにならないとか、不幸に出会ってしまうということは、私たちの尺度で言えば、避けたいことです。でも、神様の尺度で見たときには、大事な、すばらしい恵みに気がつくチャンスでもあるのです--)
 榎本栄治先生(--先生が何かしようとすると、常に失敗が先行し、その失敗を繰り返し、やっと前進するという、人生だったようです。榎本栄治先生は、そのことを振り返って、このように言っています。--それからも行き詰まりと、失敗ばかりの人生だが、そのつど、神様の方に目を向けられて今日まできている。--作家の三浦綾子さんは生前、私のことを「先生のことを見ていると、失敗を繰り返しながら上に導かれている。神様にすごくひいきにされていますね」と言ってくださった。その通りである--思い通りに行かぬことばかり 思い通りにならなくてよかった 思い通りになっていたら大変だった--神様の御心が一番--「神に呼ばれて」日本基督教団出版局--)
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2005/09/25 「誠実な関係」 マタイ 21:18〜32  (MP3)   
 犬の半分は神でできている(--犬は本当に気高い生き物です。惜しみなく無条件に人間に愛をくれます。だからGODそれではあまりにも恐れ多いのでDOGになったと言い伝えられています。--) 横山純一牧師(--土佐教会牧師--「神に呼ばれて」--"牧師になったのは失恋がきっかけ"--心に引っかかっていたことがあった時YMCAの仲間から「スタートは大事でないのよ。いつもそのあとの今が問われているの。」といわれた--適当に生きていた中で求めも、考えもなく受洗した自分を恥じていた。少々格好悪いけれども、これこそ神様が私に与えられた。私だけの私らしい出会いだったのだ。そう思えるようにされていった。--) 礼拝(--出直すように神さまが招いてくださっている--)


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