2004/12/05 「だから、待つ」 イザヤ 59: 12〜20  (MP3)   
 イザヤ書(--三つに分割--第一イザヤ"不安の時代"--第二イザヤ"絶望の時期"--第三イザヤ"失望の時代"----) 
 待つ(--生きている証拠--)
 フランクル(--「夜と霧」--強制収容所から奇跡的な生還を果たしたユダヤ人--この人生を生きて何の意味があるのかと考えてはいけない。この人生から自分は何を問われているのかを考えなさい。--)
 サクリファイス(--「犠牲」ロシア映画--鈴木和男牧師の話--人間的に考えれば望みが尽きたと思わざるを得ない地点が、しかし、決して終わりではなく、人間的に考えれば無意味としか思えない行為が決して無意味ではないいことを本当に知らされた者はルターの言葉「明日この世界が没落していこうとも今日我々はリンゴの苗木を植えることにしよう」といった生き方をあえてなすことが許されているのではありますまいか--)

2004/12/12 「なすべき決まり」 士師記 13: 2〜14  (MP3)   
 先駆者(--私たちの役割--)
 山浦玄嗣(--「とうさんの宝物」女子パウロ会--運動会はあなたがいなくてもやれます。しかし、ごミサはあなたがいなければ困ります。だれが主日のごミサの答えをしますか、イエズス様はあなたを待っています。運動会はこの世の事ですがごミサは永遠の命の事です。--"土曜日のごミサに出て日曜日には町の祭りに出れた"--初めて町内の人と町中を練り歩いた--自分はこの町の住民であることを確認した--)
 地域の祭り(--礼拝を日曜以外にすれば参加できる。このような発想ができる教会にしたい--)

2004/12/19 「インマヌエルの神」 イザヤ 7: 10〜14  (MP3)   
 インマヌエル(--神ともにいます--)
 アーメン(--信じ続ける--)
 阿波根 昌鴻"あはごん しょうこう"(--日本の平和運動家。戦後の沖縄県で米軍強制土地接収に反対する反基地運動を主導した。--絶対無抵抗平和運動--)
 榎本恵(めぐみ)牧師(--アシュラム運動--「負けて勝とは」日本基督教団出版局--阿波根さんは干ばつの年アダンの木を植えていた。--「運が良ければ生きるよ」--これが戦争の後始末--大自然の前で人間はその無力さをさらけ出す。干ばつも暴風も火山の爆発も残念ながらそれらを解決するすべを私たちは持っていない。自然の猛威を目の前にして私たちはひたすらそれの早く過ぎ去らんことを祈るのみだ。しかし、はたして人間は本当に無力なのだろうか・ 不安とあきらめとして慰めだけがそのすべてなのだろうか。いや、決してそうではない。阿波根さんの言葉が静かにだが力強く響いてくる。おそらく今度植えたアダンの木も半数以上は枯れてしまうに違いない。しかし、その枯れた後をまた同じように次の年も、次の年も植え続けるのだ。淡々と「運が良ければ生きるだろう」と、なんと気の遠くなる。しかし、それでいて崇高な行為だろう。そんな繰り返しがあの大きな森を作り上げ。大自然の摂理の中に人間の営みを生み出す。--)

2004/12/26 「ただひとつのこと」 イザヤ 60: 1〜6  (MP3)   
 阿波根 昌鴻"あはごん しょうこう"(--日本の平和運動家。戦後の沖縄県で米軍強制土地接収に反対する反基地運動を主導した。--絶対無抵抗平和運動--一燈園創始者西田天香さんから「大切なことはあなたが私欲のために働くか、それとも社会のために働くかそれによって成功するか失敗するかが決まる」と言われ沖縄に帰って農業を始めたた--)
 榎本恵(めぐみ)牧師(--アシュラム運動--「負けて勝とは」日本基督教団出版局--負けて勝とは勝まで続けること--確かにこの世的にみるならば財産を取り上げられ、大事な一人息子にも先立たれ、いまもなお膨大な借金を抱え苦労の絶えなしその人生は負けのように見えるかもしれない。しかし、その皺だらけの顔はどんな成功者よりも美しく神々しい、そしてその手のぬくもりはどんな勝利者よりも暖かく大きい。潰されても倒されてもただひたすら歩み続ける阿波根さんの姿に反対者でさえも胸を打たれ頭を垂れる--今や阿波根 さんのまいた平和の種は確実に世界中に広まり大きな影響を与えているのだ--)


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