1997/08/03 「傷つくものと共に」 フィリピ 2:19〜30  (MP3)                 
主題(奉仕する共同体) のぞみ作業所(社福 さざなみ福祉会 --ブルーリボン”喫茶店”での出来事--注文の品が出てこないと怒って帰ったお客さんがいた--私が悪かったとそれぞれ自分を責めている--私ならひとこと言ってくれなかったお客さんが悪いと思ったが--反省させられた--) パウロとエパフロデの関係 ジャンバニエ(ラルシュ”箱舟”共同体「ひとつとなるために」 --完全になりなさいと教えられてきた--自分自身の破れを否定し他人の破れをさげすんで見るように教えられています”キリストの教えではない”--不完全であることを嘆いてはいけません--敗れたままで愛されているのを祝いつつ共に希望の内に歩みます--痛みと無力において神に触れる--イエスは泣き呼ばわる声を聞く--信じがたいほどの神の慈しみと愛に触れるのです--愛する者よ私はここにいる--) 自分が傷つくことにより分かることがあります(変えるべきは自分である 教会は不完全なままでいい 不完全でもキリストの体である)

1997/08/17 「苦しみを逃げない」 ペトロ1 4:12〜19  (MP3)                 
主題(苦難の共同体) 苦しみを喜べ(私にはできないな 苦難に寄り添う ) 灰谷健次郎(作家 「子供に教わったこと」 「言葉の向こうにあるもの」 --伝わるものはるものは言葉だけではない--言葉にハンディがあるのはから伝わらないと考えるのは健常者の驕りだ--心の不自由さが問題だ--不自由なのは私たちの心の方にある--やぎみさこちゃん”手足が不自由な脳性まひ”--おばあちゃんは何もかもわかっていた”みさこちゃんの通訳でもあった”--美紗子ちゃんを負ぶって”添う”あるいていた--みさこちゃんはこれまで笑顔を向けていたのに私はそれを感じなかった--少しだけ添わせてもらった、そうすると今まで見えないものが見えてきた--子供は変わり身が早い--嬉しかった--「誰も知らない」--まりこちゃん--二百メートル歩くのに四十分かかる--その間に色々な生き物と話をする--がんばれまりちゃん”ある小学生の感想文”--私なら五分もかからないのに--蜂のシャボン玉ふきなんて誰も知らない--悲しいこともたくさんあるでしょう--私も雨の中歩いてまりちゃんに挑戦してみた”子供は感動をすぐに体験し自分のものにしてしまう”--まりちゃんを知って障碍者の施設に行ってきた--話しかけると”うんうん”と頷いてにっこり笑ってくれた--今までの心配が嘘みたい--お友達が増えたようでうれしかった--一緒に遊べる--) やぎみさこさん(学校の先生になる --おばあちゃんの世話をするようになって初めて世話をする側の大変さや負担を推し量るようになりました--教会に行くようになった--韓国の牧師さんから学んだ”日本人のことを祈らなかった罪を許して下さいと言われた”--傲慢さに恥じ入った--創造主に自分の魂をゆだねる--)

1997/08/31 「神様の家族だから」 エフェソ 5:20〜6:4  (MP3)                
神様の家族 うそをつかない むらいやす子(小学三年生 目立たない子 --先生のもとにお母さんと一緒に入ってきた--やす子ちゃんは泣いていた--差し出された紙に”私は泥棒をしました、もうしません先生許してください”と書いてあった”--先生は本当の事書かなあかんなといった--悪いことをした後は甘えたくなる。そしてしかられた後はすっきりするこれは甘えた心です--やす子ちゃんは「チューインガム一つ」という詩を書いた--せんせいおこらんとってね、私ものすごく悪いことした、お店のチューインガムとってんねん--すぐに見つかってしもうた、神様が叔母さんに知らせたのや--私が一年生の子に”とりーといった”--悪い悪い私が悪い--あんな悲しそうなおかぁちゃんの顔見たことない--どこか行ってもうかと思った--もう二日もたったのにお母ちゃんはさみしそうに泣いている--先生どないしよう--”その後先生が手紙を書いた”--一番大切に考えることは泥棒したことではなくて、泥棒した後の心だと思います。人間は泥棒した後必ず甘えた心を持ちます。--叱られる--そのあと晴れ晴れした気持ちになる。これは甘えた心を持っている証拠です--悪いことした罪を一生背負っていくのです--やす子ちゃんが書いた詩は嘘のない人間になろうとしている証です--やす子ちゃんは「嫌な店」という詩を書いた--やす子の嫌なお店の前を通った--お母さんは”この子がいい子になったのにここへ来るのが恥ずかしいんだって”といった--もういい子になったのだからここにきてねと言われた)


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