1997/05/04 「不安と平安の同居」 ヨハネ 16:25〜33  (MP3)                  
主題(不安と平安の同居) 平和を与える(不安の種が解決することではない 不安があっても”シャローム” 人の重荷を背負うとき不安は存在する) 信仰(成功”サクセスストーリー”だけではない 成功が信仰の結果だとすると失敗は不信仰との見当違いがある 毎日”ルンルン”だけではない) ラルシュ”箱舟”共同体(ジャンバニエル神父 障碍を持った人たちとの共同体--先ず一緒に暮らしてください--自分の傲慢”心が通わない”が知らされる--助けてあげようという人たちではなく私たちが学ばねばならない人たち--キリストの心が生きてくるようになる--不安定とか弱さは扉です--) お前の問題点を知っていて呼んだのだよ(失敗もお用いになる 人が近づいてくるのはあなたの弱さのところにです)

1997/05/11 「神の都にとどまれ」 ルカ 24:44〜53  (MP3)                  
主題(キリストの昇天 直接見えるものから見えないものに変えられた 讃美歌21-338) 聖霊(気付かせる神) 証人となることは成功体験を語ることではない人との交わりの中で生きることである(人の課題を私の課題と考える) 愛は失敗の中で成長する 藤木正三牧師(--信仰とは--本来何もない”イエスに助けられた聖書の女たちの多くは聖書を知らなかった、でもあなたの信仰は見上げたものだと言われた”--ただお助けくださいとの一念だけがあること--) 教理を知っている事だけが信仰ではない(自分の乏しさを知りお助け下さいと祈るしかないもの同士の交わりが教会です)

1997/05/18 「霊が語らせるままに」 使徒言行録 2:1〜13  (MP3)              
人間関係ラボラトリー(立教大学キリスト教研究所 毎年参加するようになった Tグループ”感受性訓練” 建前と本音が現れる 皆のためを思って”実は本人のためだった” プログラムなし”後から” 言葉が通じ合わない経験をする 沈黙が支配するようになる 感じたことを素直に表現するようになった 言葉は感情の上に乗っかっている)  言葉で説得しようとしても通じ合わない(声で判断する) バベルの塔(言葉が通じ合わない 上昇志向 欲望が付く 技術革新が断絶を生む 現代的な物語) それぞれの国の言葉で語りだした(通じない言葉が通じるようになった 霊の働きが語らせるまま) 信仰の一致(悪い面が出ると”たこつぼ”状態となる 一つのグループが”たこつぼ状態になると全体を乱す” 同志的結合ではない) 藤木正三牧師(--教会の一致とは補完する働きです--一致というのは排除をしない”仲良しグループではない、あの人はダメよねではない”) みんな”ドジル” 中山 月夫牧師 (--自分も松葉杖の身--阪神淡路震災で障碍を持った人がどんなに大変だったか--他者の助けが必要である--迷惑を掛け合って生きている--補い合っていく--) 排他性を持たず補完する関係でありたい 迷惑をかけて生きていない人は一人もいない 自分がいかに許されて生きているか 霊が語るまま(感じたままを語ればいい 人が怒ったら感じたままを語っていると思えばいい 喜んだら一緒に喜ぶ 素直であればいい 自分に素直に)

1997/05/25 「一つにされる」 エフェソ 1:3〜14  (MP3)              
主題(御国の保証) 三位一体主日(教会の季節 完璧に行き届いた神) 私たちが選ばれた目的(世界の祝福の源となるように 愛の目的を達するように) 聖霊の働き(私たちがこの礼拝に集っているということは聖霊が働いているからです 聖人のような偉い人にしか働かないというわけではない 聖霊が働かなければキリストと告白できない 真理を悟らせる 私たちは聖霊の海を泳いでいます)  サラダのような教会(それぞれの個性が生かされてひとつにされた教会) 藤木正三牧師(--一致とは相違しているものが同一になることではなくてそれらが補完しあうことなのです--) 愛を倫理的なものとしてしまったキリスト教(力が出なくなる) モルトマン(「新しいライフスタイル」 --キリストに近づけば近づくほど私たちも近づくのです--) 教会は人が生きる喜びを生産するところ 苦しみの中にあるもの同士は支えあうのです


                                                                                                 ページのトップへ戻る